便秘外来
Constapation
排便に関する様々なお悩みをお持ちの方に 「便秘外来」をおこなっています。
便秘とは快適に排便ができない状態を言います。便秘でお悩みの方はとても多く、潜在的な方も含めると人口の2割を占めるとも言われています。薬を飲まないと出ない、強くいきまないと出ない、毎日出るけどすっきりと出ない、お腹が張る等々、便秘の症状は様々です。 当クリニックではこれら排便に関する様々なお悩みをお持ちの方に「便秘外来」をおこなっています。大腸の重篤な病気が隠れている場合もありますので、たかが便秘と思わずにお気軽にご相談ください。
このような症状がある方はご相談ください
- 便秘と下痢を繰り返す
- 強くいきまないと出ない
- 排便後も便が残っているようですっきりしない
- おならの臭いがかなり気になる
- 便をする時間がかなり長い
- 薬を飲まないと出ない
- 2週間以上満足できる排便がない
- 血便や黒っぽい便が出る
- お腹が張っている
- 腹痛を起こしやすい
- 便が硬い、細い
- しみ、そばかす、にきび、肌荒れなどの肌トラブル など
便秘の原因

慢性便秘症の分類
便秘にも様々なタイプがありますので、ご自身の便秘にあった治療をおこなう必要があります。
① 器質性便秘 (腸の病気により起こる)
狭窄性:がんや、炎症性腸疾患、手術後の癒着などが便の通りの邪魔をして起こる 非狭窄性:巨大結腸症や直腸瘤、小腸重積、結腸瘤など腸の構造異常で起こる
② 機能性便秘 (便が作られる過程や腸の動き、排便の仕組みの問題で起こる)
排便回数減少型 ・大腸通過遅延型:大腸の蠕動運動が低下し便が直腸まで到達するのに時間がかかる ・大腸通過正常型:直腸までは問題なく到達するが、便意が低下することで起こる 排便困難型:排便機能の低下などが原因で起こる。息んでもなかなか出ない
便秘治療の流れ
問診 問診表を用いて生活習慣、排便の状態や頻度、経過、既往症や服用している薬などについて詳しくうかがっていきます。そこで問題点や便秘のタイプ、原因などを推測します。 検査 腹部の聴診・触診、直腸診、腹部レントゲン検査などにて便秘の状態を把握します。状況により血液検査などをおこないます。 大腸内視鏡検査 大腸の病気が疑われる場合、後日に大腸内視鏡検査や注腸造影検査にて大腸の病気の有無を確認します。併せて大腸粘膜の状態や長さなども確認します。 治療 便秘の原因や腸の機能、便秘のタイプを診断し、適切な治療についてご相談します。
便秘の治療
生活習慣の改善
規則正しい生活、十分な睡眠と休息、ストレスの解消、食後のトイレを習慣付けます。また、排便を我慢しないように心がけます。入浴はゆっくりと湯につかる、腹部のマッサージなども効果的です。
食事療法
大腸通過正常型便秘症では便の原料である食物繊維摂取不足が原因であることが多いようです。食物繊維の多い野菜類、海藻類、発酵食品類を十分摂取する、 1日3食規則正しく摂る(特に朝食をしっかりと) バランスが取れたメニューを心がける、水分や水分の多い食物をしっかり摂取するなど心がけます。
運動療法
ウォーキング、ジョキング、ストレッチ、腹筋などの適度な運動は大腸を活性化させる効果が期待できます。運動不足の方はできるだけ適度な運動を心がけるようにします。
薬物療法
便を柔らかくする薬、腸の動きをよくする薬、腸を刺激して排便を促す薬、漢方薬などを使用します。 当クリニックでは症状や便秘のタイプをしっかり見極めて、様々な薬剤の中から状況に応じた適切な薬物療法をおこなっていきます。